昨夜はスクーリングに行ってきたので、帰宅は10過ぎ。それでも案内に書いてあった終了時刻よりずっと早かったので、この時間に帰ってこれた。
それから夕飯。しばしボーっと脱力した後、今日の授業で必要だと痛感したサブテキストづくりにとりかかる。時間は11時過ぎ。
国語の先生と協力して、ワードで「意見広告ポスター」を作る課題。私はキャッチコピーとボディコピーが一番大事なのだが、それを伝えるデザインを工夫することも制作者の意図が含まれる。一般のマニュアル本や教科書ひかせてやることもできるのだが、やはり課題にそったサブテキストを用意することは、効果がある。
ただ生徒向けのマニュアルを作るのは、実は意外と難しい。くどくならないように、さりとて肝はちゃんと抑えた構成で作らなければ生徒は参照しようとはしない。本とは国語の先生が作れればいいのだけれど、そうも行かないので私がつくってしまった。こうやって技術・家庭科以外の教科でも使えるぞ、というのを感じてもらうような仕込みもまた必要なのです。
とにかく明日の授業で使うのでともかく突貫作業。生徒が見て読みこなすことができるのか、そのための文体と図解が必要だ。明け方までかかってようやく16ページのサブテキスト完成。
朝早く出勤して印刷室で2つ折冊子に。のぞんだ今日の授業では、ワードのクリップアートの配置の仕方をテキストを開かせて、プロジェクタで演じてみせる。あとはサブテキストを参照しつつ、自分で工夫してやっていくように指示する。キャッチコピーなど中身については国語の先生が、操作の仕方についての質問は私が、と分業しながら授業が進んでいきます。
やはり、手間はかかっても、こういうモノがあるのとないのとでは、生徒の取り組み度外が違います。割と、いい雰囲気で授業が進んだように思います。そう感じられると明け方までかかってやった苦労も吹き飛びますね。
本日2クラス分の授業をおえて。担当の国語の先生もサブテキストを使っての説明を聴いて、なんとかやっていけると感じたようです。やっぱりコンピュータを利用する授業は周到な準備が必要です。